新年、明けましておめでとうございます!
昨年は沢山の方々にお会いしてお話でき、大変充実した一年を送る事が出来ました。本当にありがとう御座いました!
2024年に入りこれが一筆目のブログ、、というとなんだか書き出しにくいというかどう書き始めれば良いだろうと大変悩みました。
私事ではありますがここ数日、原点に戻り「ジュエリーってなんだろう」というのを考えておりましたので、そのことについて書かせて頂こうと思います。
元々はお守りとして身につける、または代々受け継がれていく大切なもの。
「こんなに華やかなもの、どこに着けていくのだろう…?」
自分も初めてジュエリーに触れた時はそう思いました。ダイヤモンド?プラチナ?ゴールド…?。私の日常に馴染みのない単語と煌びやかな宝石。当時これは自分が身に着けるものではない、そう思っておりました。
その考え方が大きく変わったのが今からちょうど5年程前のこと。お客様と一緒にジュエリーを眺め、少ない知識ながらにあれこれとお気に入りのジュエリーを選んでご案内させて頂いていた頃。
色々なお客様とお話しをさせて頂き、ジュエリーを身に着けて輝く瞬間を何度も目にしました。そんなお客様方を見ていると「自分も身に着けてみたいな」そう思い始めました。
そこで今まで洋服に没頭していた自分でしたが、洋服ではなくジュエリーという選択肢の新鮮さに気づかされ、少しずつ少しずつこの業界の面白さに魅了されていきました。
忘れもしないtatsuo nagahataで初めて手にしたダイヤモンド。それは以前よりスタンダードラインとして展開されていたTN017。太すぎず絶妙な存在感とダイヤモンドの華やかさ。そして職人の手作業によって施される和彫。このジュエリーを選んだ決め手は「この繊細な和彫りと一粒のダイヤモンド。自分が歳を重ねたらおじいちゃんになり手にシワが増えてくる。きっとその時に手元に馴染みつつも必ず素敵に輝く!」という直感。当時の自分にとっては、ジュエリーという少し背伸びをする様なお買い物ではありました。ですが必ず数年後、数十年後にも手元でカッコよくも繊細に輝くジュエリーになると感じたんです。
実際に身に着けてからは、手元の仕草に合わせて輝く味のある和彫りとダイヤモンドが本当に美しくて、輝く度に気持ちが上がり、背伸びをしたけれど買って良かったと日々思いながら手元を眺めていました。もちろん、辛いことがあった時でも華やかに。
そして初めは自分にはまだまだ着けこなせている感こそなかったものの、手元で輝く初めてのダイヤが嬉しくて嬉しくて毎日着け続け…気がつけば自分のものになりしっくり似合う様になっていました(当時いろんな方に見せびらかし、自慢をしていたのを覚えています。笑)
そんなエピソードから自分のジュエリー人生が始まり、気持ちを高めてくれるジュエリーは自分にとって日常に欠かせないものとなっていました。
タツオさんの作るジュエリーは、身に着ければ想いが届く程こだわりが詰まっていて、触れれば手作業のぬくもりが伝わる。だからこそ華やかなのに身に着けるとどこかほっと落ち着く。それが私にとってのtatsuo nagahataです。
「どこに着けて行こう。どんなコーディネートにしよう。」
それは今、身に着ける方が自由に選択し日常のお洋服に合わせて楽しんだり、その日の気分で自分だけの特別なものとして、身に着けられるようになってきました。
私は自分がお客様から体験させて頂いた様に、これからもジュエリーという素敵なものを一人でも多くの方に届けていきたい、実際に触れてその良さを感じて頂きたいと思いながら本年も皆様にとっておきのジュエリーをご紹介させて頂きます。
私が企画させて頂いております「tatsuo nagahata -behind-」別注企画は、今年の6月で早くも一周年を迎えます。そして今年は辰年ですね!2024年もスペシャルなイベントを企画させて頂きますので、皆様ぜひお楽しみにお待ちくださいませ!そして本年も一緒に「tatsuo nagahata -behind-」を作って頂けましたら幸いです。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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