こんにちは！
今回ご紹介させて頂くのは、シェルカメオとクォーツインタリオです。
今まで何度かカメオについてはご紹介させて頂きましたが、皆様インタリオをご存知でしょうか？触れることがないと意外とご存知ないアイテムかと思います。
一般的にカメオは、アゲートやシェルの表面を彫っていき立体感のある造形をしたもののことを言います。反対にインタリオとは、表面を彫るという工程までは同じですが立体的を出すのではなく、影彫（かげぼり）といってクォーツなどの表面を凹ませて造形を彫り込んだもののことを言います。元々インタリオは判子の様に使用されていた背景もあり、インクを付けて捺すことで彫り込まれた造形を見ることもできます。
そんなカメオとインタリオ。今回新作として制作頂いたとてもとてもお気に入りの2点です。本当はルースのまま取っておくか、、と迷いに迷った2点です。
まずはこちら。今まで何度かストーンカメオを使用したジュエリーをご紹介させて頂きましたが、こちらのカメオはシェルに彫りを施こした一点。
特にご覧頂きたいのが、彫りとシェルの表面の光沢が織りなす首や肩などの肌感です。動かすと本当に立体感があるように華やかで、本当に魅力が詰まっております。個人的にこちらを見つけた時は思わず「うわぁ〜やばい」と声が出ていました。笑
そしてこちらはカボションカットされたクォーツのインタリオ。これもまた素晴らしい作品です。
アンティークなどのインタリオは実際に判子として使用されてきた分、彫りが薄れていたり、表面の傷がよく目立ちます。こちらは表面も綺麗で特に影彫された女性の髪や顔など細部まで非常に細かく彫りが施されています。ベースがクリアなので肌に乗ると「あれ、石枠のデザインだけしか見えない」となるのですが、これからの時期に長めのチェーンに通してニットの上から着用すると、、女性が現れる。そんな自分だけがわかる様なデザインとして形にしたかったので、あえて後ろは光穴を大きく開けた様なデザインで制作頂きました。
またこちらは横からも素敵で、ドーム状のカボションに裏彫りが立体的に浮かび上がるんです。透明感のあるクォーツだからこそ楽しめる一面も持っております。
それぞれバチカンには一粒のダイヤを埋め込んでおりますので、シェルカメオはとことんクラシックに。インタリオはカジュアルにもエレガントにもおすすめです！
では、また次回の新作もお楽しみに〜🖐️
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